Supermicro アップデート・マネージャ(SUM)
Supermicro Update Manager(SUM)を使用して、Supermicro X10 世代以降のマザーボードの BIOS/BMC ファームウェアの設定と管理に利用します。SUM は集中管理用サーバーから、パラレルにコマンド実行が可能な CLI (コマンドライン・インタフェース)ユーティリティです。管理用に 2 つのチャネルが利用可能: BMC/IPMI インタフェースを介した通信の OOB(Out-of-Band)チャネル、および、ローカルシステムインタフェースを介した通信のインバンドチャネル。OOB チャネルを利用すると、ほとんどの管理コマンドは、管理対象システムの OS とは独立して実行でき、また、システム OS をインストールすることなく実行することができます。SUM は、Linux、Windows、FreeBSD をサポートします。いくつかの機能では Thin Agent Service(TAS)が必要です。
ライセンス:各監視ノードに SFT-DCMS-SINGLE または SFT-OOB-LIC が必要です。
主な機能
- キーの管理
- Activate/Query プロダクトキー
- システムチェック
- OOB サポート
- 資産情報
- システム使用率2
- センサーデータ
- サービスコール(ライセンス:SFT-DCMS-SINGLEおよびSFT-DCMS-SVC-KEY)
- システムPFA5
- メモリヘルスチェック5
- インテルオンデマンド機能5,6
- シャーシ侵入
- フル情報の取得/変更/復元
- BIOS 管理
- Root-of-Trust (RoT) 管理1
- BIOS ファームウェア更新
- BIOS 情報
- 現状/デフォルト BIOS 設定取得3
- BIOS 設定変更
- DMI 情報の取得/変更/編集
- BIOS パスワードの設定
- BMC 管理
- ロックダウンモードの取得/設定1
- Root-of-Trust (RoT) 管理1
- BMC ファームウェア更新
- BMC 情報
- BMC 構成の取得/変更
- BMC パスワードの設定
- 認証1
- イベントログ管理
- システムイベントログの取得/クリア
- メンテナンスイベントログの取得/クリア
- クラッシュダンプ情報取得1
- GPU 管理
- GPU 情報取得1
- GPUファームウェアの更新1,5
- CPLD 管理
- MB CPLDファームウェアの更新
- CPLD 情報取得
- ルート・オブ・トラスト(RoT)管理
- スイッチ・ボードCPLD情報の取得
- スイッチ・ボードCPLDファームウェアの更新
- ファン・ボードCPLD情報5
- ファン・ボードCPLDファームウェアの更新5
- ストレージ管理
- RAID HDD の消去1,4
- Disk の消去1
- RAID コントローラファームウェア更新1,5
- RAID コントローラ情報1
- RAID 構成の取得/変更1,5
- PMEM ファームウェア更新1
- PMEM 情報取得1
- SATA 情報取得
- NVMe 情報取得1
- CMM 管理
- CMM ファームウェア更新
- CMM 情報
- CMM 構成の取得/変更
- CMM パスワードの設定
- BBP ファームウェア更新
- BBP 情報取得
- ブレード電源ステータスの取得/設定
- プロファイル管理
- スイッチ情報5
- スイッチファームウェアの更新5
- アプリケーション
- Raw コマンド
- Redfish API
- インバンドコマンドのリモート実行
- USB アクセスモードの取得/設定1
- サーバー UID の取得/設定
- HTTP ブートを設定する
- システム設定の取得/変更
- TPM 管理
- TPM の準備
- TPM 情報取得
- PSU 管理
- PSU 情報取得
- 電源ステータスの取得/設定
- NIC マネジメント(PLDM デバイスのみ対応)
- AOC NIC 情報取得1
- AOC NIC ファームウェア更新1
- GPU管理
- GPUカード情報1
- GPUカードファームウェアの更新1,5
- AIP管理
- AIP CPLD情報5
- AIP CPLDの更新5
- CDU管理
- CDUステータスの監視5
- バックプレーン管理
- バックプレーンCPLD情報5
- バックプレーンCPLDファームウェアの更新5
- マルチノードEC情報5
- マルチノードEC情報の更新5
- PCIeスイッチ管理
- PCIeスイッチ情報5
- PCIeスイッチの更新5
- ライセンス: SFT-DCMS-Single
- TAS が必要
- テキストベースのユーザーインターフェイス(TUI)をサポートし、直感的でユーザーフレンドリーな BIOS 設定の編集を可能にし、見やすい表示と低い学習曲線を提供します。
- 3108 RAID デバイスのみ対応
- HW情報の参照については、ユーザーガイドの関連機能のセクションを参照してください。
- Intel LAC Keyが必要です。Supermicroにお問い合わせください。
システム要件
管理対象システムハードウェア
- X10からX13/H13世代のプラットフォーム*
*X14/H14以上のプラットフォームはSuperServer Automation Assistant (SAA)をご利用ください。
オペレーティングシステム
- Linux: Red Hat Enterprise Linux Server 4 Update 3 (x86_64) 以降
- Linux: Ubuntu 12.04 LTS (x86_64) 以降
- Linux: Debian 7 (x86_64) 以降
- Linux: SUSE Linux Enterprise Server 12 SP3 以降
- Linux: Red Hat Enterprise Linux Server 7.6 (aarch64) 以降: CentOS
- 7.6 (aarch64) 以降
- Linux: Oracle 8.5 (aarch64) 以降
- Linux: Rocky Linux 8.5 (aarch64) 以降
- Linux: Debian 11.1.0 (aarch64) 以降
- Linux: Ubuntu Server 20.04.3 (aarch64) 以降
- Windows: Windows Server 2008 (x64) 以降
- FreeBSD: FreeBSD 7.1 (x86_64) 以降
SUM UEFI
Supermicro Update Manager UEFI version (SUM UEFI) は、X12/H12以降のプラットフォーム(H12 non-RoTシステムを除く)のEFIシェルで、システムの BIOS/BMCをローカルで管理し、BIOS/BMCファームウェアイメージを更新するために使用されます。
主な機能
- BIOS 管理
- BIOS ファームウェア更新
- BIOS 情報
- DMI 情報の取得 / 変更 / 編集*
- Root-of-Trust (RoT) 管理
- BMC 管理
- BMC ファームウェア更新
- BMC 情報
- Root-of-Trust (RoT) 管理
- OEM RAW Command
- CPLD 管理
- CPLD ファームウェア更新
- CPLD 情報
* ライセンス: SFT-OOB-LIC
システム要件
管理対象システムハードウェア
- H12を除くX12/H12非RoTシステムからX13/H13世代のプラットフォームへ*
*X14/H14 以上のプラットフォームのサポートには、SuperServer Automation Assistant (SAA) UEFI エディションを使用してください。
オペレーティングシステム
- EFI シェル