Bloombergによる当社に関する報道について
Super Micro Computer, Inc.(NASDAQ:SMCI、以下Supermicro)は2018年10月4日、販売されたサーバーのマザーボードに悪意のあるマイクロチップが含まれていたという報道に関して、強く反論します。
本日の記事にて、2015年に特定の顧客に販売されたSupermicroマザーボードに悪意のあるチップが含まれていると論じていますが、Supermicroではこれまで悪意のあるチップは発見していません。また、どのお客様からもそのようなチップが発見されたという報告は受けていません。
記事に記載されている各企業(Supermicro、Apple、Amazon、Elemental)は、この記事を否定する強い声明を発表しています:
AppleはCNBCに対して次のように述べています。「弊社の報道についてBloombergの記者は、誤った情報を提供している、もしくは情報源が間違っているという可能性を受け入れていないことに深く失望しています。最も有力な推測としては、2016年に報告された、弊社の研究所にある1台のSupermicroサーバーで感染したドライバが発見されたという事象と、記者は話を混同しているのであろうということです。この出来事は1回限り、また偶発的であり、Appleに対する標的攻撃ではないと判断されています。」
Amazon Web ServicesのCIO(最高情報セキュリティ責任者)スティーブン・シュミット(Steve Schmidt)氏は次のように述べています。「Bloomberg BusinessWeekと過去数カ月間に何度も共有してきましたが、過去にも現在も、ElementalまたはAmazonシステムで使用するSupermicroマザーボードで、疑わしいハードウェアや悪意のあるチップに関する問題を今まで発見したことは一度もありません。」
Supermicroは、この件に関して国内外の政府機関から連絡を受けたことはありません。
Supermicroはすべてのセキュリティ懸案を真摯に受け止め、製品のセキュリティ機能に対して継続的に投資しています。中国でのマザーボードの製造は、Supermicro特有のものではなく、業界では標準的なことです。さらに、ほぼすべてのシステムプロバイダーは、同じ委託製造業者を使用しています。Supermicroはすべての委託製造業者を検証、認定し、定期的に施設とプロセスを厳密に検査しています。