Supermicro がインテル Xeon E-2200 搭載の高密度エントリーレベル・エンベデッドサーバーを提供
【サンノゼ(米カリフォルニ州)2019年 11月 1日 PR Newswire=共同通信 JBN】
エンタープライズコンピューティング、ストレージ、ネットワークソリューション、グリーンコンピューティング・テクノロジーのグローバルリーダーである Super Micro Computer, Inc.(SMCI)は、インテル Xeon E-2200 プロセッサーを使用するさまざまなサーバー、ワークステーション、マザーボードでパフォーマンスの強化を発表した。リフレッシュされた 4 コアないしは 6 コアプロセッサーに加え、インテルは Turbo Boost 搭載の特定プロセッサー上で最大周波数レートを 4.5 GHz から 5 GHz まで引き上げることができる新しい 8 コアプロセッサーを導入し、マルチスレッド整数オペレーションで最大 16% のゲインを実現する。インテル Xeon E-2200 ファミリーは 2666 MHz の 128GB メモリーもサポートし、これまでのプロセッサー世代の処理量を倍増する。
Supermicro のアイバン・テイ副社長(製品管理担当)は「Supermicro では、ビルディングブロック・マザーボード、シャーシ、システムソリューションを開発し、最新のプロセッサーへの迅速な移行を実現する。8 コアで最大 5 GHz で動作する最新のインテル Xeon E-2200 プロセッサーによって、当社の顧客は電力効率に優れたシステムでパフォーマンスゲインに素早く気付くことができる」と語った。
また、インテル Xeon E-2100 向けの Supermicro の X11SC シリーズ・マザーボードは、さまざまなエンドマーケット向けに Micro-ATX、Mini-ITX、Wide I/O(WIO)フォームファクターで 8 つの異なるモデルによって、新しいインテル Xeon E-2200 プロセッサーをサポートする。顧客はエントリーレベルのサーバー、SMB システム、ワークステーション、エッジコンピューティング、その他のアプライアンス向けのこれらのマザーボードを使用できる。インテル Xeon E-2200 に基づくマザーボードをインストールすることによって、最適化された Supermicro シャーシないしは顧客独自のシャーシであっても、顧客は追加のシステム再構成なしでコンピューティングパワーを増大することができる。新しいインテル E-2200 プロセッサーは、強化されたアプリケーションコードおよびデータセキュリティーのためのインテル・ソフトウェア・ガード・エクステンションズ(インテル SGX)を搭載している。
ServeTheHome のパトリック・ケネディー編集長は「われわれのレビューで、Supermicro のサーバーのインテル Xeon E-2100 シリーズはこの約 10 年間で経験した中で最速のペースで、このセグメントのイノベーションを加速したことが分かった。Supermicro のプラットフォームと最新のインテル Xeon E-2200 シリーズ・プロセッサーのテストで、この迅速なイノベーションペースは、実績があるサーバーおよびワークステーションでさらにパフォーマンスを増大させて継続していることが判明した」と語った。
インテル Xeon E-2200 プロセッサーは、さまざまな製品ファミリーの厳選された Supermicro サーバーのコンピューティング能力を瞬時に増大させる。エンタープライズおよび SMB 顧客はエントリーレベルの 5019C シリーズと 5039C シリーズのワークステーションからより大きなパフォーマンスを引き出すことができる。
さらに MicroBlade と MicroCloud 高密度システムを実装するデータセンターも SuperBlade GPU Blade のユーザーも、マルチノード実装における追加コアとより高い周波数から大きな恩恵を受けることになる。エッジコンピューティングが IoT と 5G 展開に伴って拡大し続けており、インテル Xeon E2200 プロセッサーは、より多くのエンドデバイスとローカルプロセッシングを拡大し、1019C および 5019C ラックマウントサーバーによって新しいサービスをサポートすることを可能にする。