Supermicro、低消費電力で高性能なエッジシステムを発表
カリフォルニア州サンノゼ、2022 年 3 月 1 日 -- Super Micro Computer, Inc. (Nasdaq: SMCI)は、ハイパフォーマンスコンピューティング、ストレージ、ネットワーク、グリーンコンピューティングテクノロジーのグローバルリーダーです。同社は、最新のインテル Xeon D-1700およびインテル Xeon D-2700プロセッサーを搭載する新しいサーバーを発表しました。E300、110D、510Dのサーバーは、インテル Xeon Dプロセッサーのパワーとパフォーマンスが必要とされる過酷な環境向けに独自に設計されています。
SupermicroでIoT/Embedded & Edge Computing担当ゼネラルマネージャーを務めるモリー・リン(Mory Lin)は次のように述べています。「 インテル Xeon Dプロセッサーをベースとする最新サーバー は、通信、産業用、インテリジェントエッジ向けのソリューションに最適です。最大512GBのDRAM、複数のI/Oとストレージのオプションを提供し、PCI-E4.0に対応しています。業界をリードする当社のServer Building Block Solutions®は、インテル Xeon Dプロセッサーの能力を最大限に活用するよう設計、最適化したソリューションをお客様に提供します。」
SYS-E300は、1Uミニサーバーの筐体に、4、8、10コアのインテル Xeon Dプロセッサーと、最大256GBのDDR4メモリーが組み込まれています。SYS-510Dは、より大容量のストレージと、合計4つの1Gおよび2つの25Gイーサネットポートを備えています。SYS-110Dサーバーは、最大20コアのプロセッサーと512GBのメモリーを備えています。各システムには、インテル Xeon Dプロセッサーを採用し、AI、セキュリティ、高度なI/O、高密度コンピューティングの要素を取り入れ、エッジ向けに構築された、最も革新的なシステムオンチップ(SoC)製品です。さらに、このシステムは高いデータスループットを提供し、ビジネスにおいて不可欠なエッジ要件に対応します。
エッジにサービスを提供する企業がこの新しいシステムを利用すれば、増加するデータ処理にもエッジ上で対応することができます。Supermicro SYS-110Dサーバーには、最大125W TDPと、PCI-E 4.0 x16対応のスロットを備えた、単一のインテル Xeon Dプロセッサーが搭載されています。さまざまなI/Oオプションの利用も可能で、最大2個の2.5インチSATA/U.2ドライブを搭載できます。AC電源、または、DC電源のいずれかを選択でき、どちらも冗長電源を利用できます。
インテルNetwork & Edge Platforms Division 担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーを務めるJeni Panhorst氏は次のように述べています。「新しいインテル Xeon Dプロセッサーは、ネットワークのエッジでの処理を目的に特別に設計されており、高密度なコンピューティングと、高性能なネットワーク接続により、企業が要求するエッジからの高いデータスループットを実現します。Supermicroが発表したソリューションのように、最新のインテルテクノロジーを活用したエコシステムソリューションによって、多くの企業や彼らのユーザーが総所有コスト(TCO)を削減し、ユーザーからの厳しい要件を満たすことができます。」
SYS-E300製品ラインは、最大2個のSATAドライブを搭載します。この製品で人気がある分野は、ファイアウォールやユニバーサル顧客構内設備(uCPE)などの、処理能力とネットワークのニーズを使いやすいコンパクトなフォームファクターに統合するネットワークアプリケーションです。
Xeon Dシステムの詳細については、Supermicroの組み込みソリューションについては次のリンクをご覧下さい。https://www.supermicro.com/ja/products/embedded/servers
さらに、Supermicroは日本時間3月10日午前3時からウェビナー「Tackling Retail Technology Management Challenges at the Edge」(英語)を開催予定です。参加には次のリンクから事前登録が必要です。なお、3月11日以降にオンデマンド(英語)で視聴可能です。https://www.brighttalk.com/webcast/17278/532989?PR