SupermicroがサムソンNF1 NVMeストレージに最適化された1Uオールフラッシュ・ストレージサーバーを出荷
エンタープライズコンピューティング、ストレージ、ネットワーキングソリューションおよびグリーンコンピューティング・テクノロジーのグローバルリーダーであるSuper Micro Computer, Inc.（NASDAQ: SMCI）（スーパーマイクロ・コンピュータ、NASDAQ: SMCI）は5日、サムスンの最新NF1フォームファクターSSDをサポートするために最適化された新しいオールフラッシュNVMe（TM）（Non-Volatile Memory Express）を出荷したと発表した。
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ラックユニットを1基だけ使用するSupermicroの最新SSG-1029P-NMR36Lストレージサーバーは、36のフロント・ホットスワップNF1フォームファクター・ドライブベイを通じて、最大576TBのオールフラッシュ・ストレージを搭載することができる。サムソンNF1フォームファクター（旧称NGSFF、時にはM.3）は、最高のレイテンシー性能が要求される高容量ネットワーク・ストレージアプリケーションのために専用設計された。完全にホットスワップ可能なNF1デバイスの電力プロファイルが最適化されたことで、最速のCPUおよびメモリーの利用するIOを駆動するために、より高い処理能力を保つことが可能になる。
Supermicroのチャールズ・リアン社長兼最高経営責任者（CEO）は「われわれSupermicroは、最新かつ最高のテクノロジーを当社の顧客に提供している。当社の1U NF1ストレージサーバーは、最高のストレージ密度と最高のIOPS性能を備える最高の電力効率に優れた次世代フラッシュ・テクノロジーを特徴としている。これは、ビッグデータ、自動運転、AI、HPCのアプリケーションなどデータインテンシブ・ワークロードを抱えるユーザーにtime-to-value（価値創造の時間短縮）において真の競争上の優位性を提供する」と語った。
サムソン電子のキョン・ホワン・ハン副社長（NANDマーケティング担当）は「システムあたり288TBから576TBを備える当社最新のNF1 NVMe SSDソリューションによって、Supermicroの最新ソリューションをサポートできることをうれしく思う。これによってデータセンターの政策決定者はIUシステムへの最高の投資効率を体験することができる。われわれは比類のない性能と密度のベネフィットを備えたストレージ・ソリューションを提供することによって、今後も次世代データセンター、エンタープライズ・システムなどの新しいアプリケーション市場をつくり出していく」と語った。
Supermicro最新のオールフラッシュ36ドライブ1Uシステムは、最大205W（最大56コア）のデュアル・インテル（R）Xeon（R）スケーラブル・プロセッサーと、最大3TBシステム・メモリーの24のDIMMをサポートする。これはシステムが1000万IOPSの性能と毎秒20GBのエンドツーエンド・ネットワーク・スループットを生み出すことを可能にする。このシステムは2つの16レーンPCI-E高性能ネットワークカードをサポートすることによって、十分なネットワークI/O帯域を提供し、ソフトウエア定義ストレージ環境および、分析や人工知能（AI）のためのデータ採取とプレーバックなどのアプリケーションでストレージ性能を促進する。
アクセスのしやすさのため、このソリューションはリモートシステムのオン／オフ、システム管理に加え、各ドライブのリモート電力サイクルをサポートする。この最新1Uサーバーの詳細はウェブサイトhttp://www.supermicro.com/products/system/1U/1029/SSG-1029P-NMR36L.cfm を参照。
この革新的な高性能オールフラッシュ1Uシステムは、Supermicroの広範な業界トップのストレージサーバー、JBOD製品ラインに加わった最新のシステムである。オールフラッシュNVMe、Simply Double、ダブルサイデッド、SAS3 RAIDかHBAコントローラー付きトップローディングオプションを含む1U、2U、3U、4U製品によって、Supermicroは業界で最も幅広いストレージ製品の選択肢を提供し、今日の厳格な顧客要件を満たしている。
Supermicroのストレージラインに関する総合情報はウェブサイトhttps://www.supermicro.com/products/nfo/storage.cfm を参照。
