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Supermicro、インテルCPU搭載8ソケット/4ソケット高性能サーバーを発表 最も要求の厳しいエンタープライズ、データベース、ミッション クリティカルワークロードに対応

最大480コア、32TBメモリー、12基のGPUを搭載可能、SAPやOracleのワークフローにおけるジェネレーティブAIのリアルタイム処理を実現

カリフォルニア州サンノゼ、2023 年 5 月 11 日 -- Super Micro Computer, Inc. (Nasdaq: SMCI)は、クラウド、AI/ML、HPC、ストレージ、5G/Edge、グリーンコンピューティングをリードする、トータルITソリューションプロバイダーです。同社は、本日、大規模データベースやエンタープライズアプリケーション向けの強力なサーバーラインナップを発表しました。マルチプロセッサー製品ラインは、インメモリーデータベースに最適な 8ソケットサーバーを含み、最大 480 コア、32TB DDR5メモリーを構成可能で、最大級のパフォーマンス発揮に貢献します。また 4ソケットサーバーは、最大240コアのシングルシステムイメージで16TBの高速メモリーを必要とするアプリケーションに最適です。これらのシステムはすべて、第4世代 インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーを採用しています。前世代の8ソケットおよび4ソケットサーバーと比較すると、システムのコア数は2倍、メモリー容量は1.33倍、メモリー帯域幅は 2倍になっています。周辺機器への接続は、前世代のシステムと比較して最大4倍のI/O 帯域幅を実現しています。さらに、Supermicroの8ソケットサーバーは、SPECcpu2017 FPレートベンチマークのベース値とピーク値の両方の結果において、単一のシステムとしては史上最高の性能評価を達成し、8ソケットサーバーと4ソケットサーバーの両方で、SPECベンチマークにおいて幅広く優れたパフォーマンスを示しています。SPECベンチマークの詳細についてはこちらをご覧ください。http://www.spec.org.

Supermicro の社長兼最高責任者(CEO)であるチャールズ・リアン(Charles Liang)は、次のように述べています。「当社は、業界で最大かつ強力なサーバーとなる新しい8ソケットおよび4ソケットサーバーで、エンタープライズのお客様ニーズに対応し続けます。当社のサーバーは、最大480コア、32TBメモリー、最大 12 基のNVIDIA H100 TensorコアGPUをひとつの筐体に搭載し、単一システムとしてのシンプルさと保守性を実現することで、世界中で最も要求の厳しいアプリケーション需要に対応してます。特に新しい8ソケットシステムは、大規模なMPシステムとして浮動小数点と整数の両方のパフォーマンスで業界全体をリードしています。当社のサーバー設計におけるビルディング・ブロック・ソリューションのアプローチが、エッジから企業のデータセンターまで、幅広い種類のサーバーをより迅速に市場に投入することを可能にします。また、Supermicro は、世界中のお客様に向けて柔軟なラックスケールソリューションを提供しています。」

Supermicro X13 マルチプロセッサーサーバー製品の詳細はこちらをご覧ください。 https://www.supermicro.com/en/products/mp?pro=generation_new%3DX13

8ソケットサーバーと4ソケットサーバーは共に、SAP HANA および Oracleデータベースとアプリケーション で認定されています。これらのシステムで使用できる大規模なメモリー空間により、すべてのワークロードを単一ノード内でスケールアップできるため、ネットワークを介したスケールアップ時のような遅延がなく、SAPとOracleでの優れたパフォーマンスを実現できます。さらに、4ソケットサーバーでは2基のダブルワイドGPUの搭載、8ソケットサーバーでは最大12基のダブルワイドGPUの搭載ができるため、SAP および Oracle データセットに対するリアルタイムまたはバッチでのAIトレーニングや推論を可能にします。これらのシステムの汎用性と拡張性は、急速に進化するERPワークフローのジェネレーティブAI自動化のための、SAP および Oracle での展開に貢献します。

新しい8ソケットおよび4ソケットサーバーは、AI(人工知能)、データベース、分析、ビジネスインテリジェンス、ERP、CRM、科学的可視化のワークロードなど、エンタープライズアプリケーション用途向けの高性能データセンターを構築する際の複雑さを軽減します。サーバー複数台分のCPU、メモリー、ストレージ、GPUリソースを、オペレーティングシステムにおける1つのインスタンス内にまとめることで、システム管理が軽減され、他のサーバーへのネットワークの量も削減されます。2種類の新しいサーバーシステムの仕様はこちらです。

  • SYS-681E-TR: 最大350W TDP、480コア、32TB DDR5 メモリー、12基のダブルワイドGPU、24個の2.5インチドライブ、6U筐体
  • SYS-241H-TNRTTP: 最大350W TDP、240コア、16TB DDR5メモリー、4基のシングルワイドGPU、8個の2.5インチドライブ、2U筐体
  • SYS-241E-TNRTTP: 最大185W TDP、96コア、16TB DDR5メモリー、2基のダブルワイドGPU、24個の2.5インチドライブ、2U筐体

インテル・アメリカ・コーポレートのバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるグレッグ・アーンスト(Greg Ernst)氏は、次のように述べています。「Supermicroは、第4世代 インテル Xeon スケーラブル・プロセッサーを使用したスケールアップシステムの開発におけるリーダーです。これらのシステムは、数百コアとテラバイト級のメモリー容量で、エンタープライズアプリケーションを高速化するように設計されています。当社は Supermicro と緊密に協力して、大規模アプリケーション向けの革新的なシステムを提供します。」