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Supermicroが、インテルvRAN Boostを内蔵して通信事業者のエッジデータセンター向けに最適化された新しいオールインワンオープンRANシステムを発表

拡張されたエッジサーバーポートフォリオにより、オープンRANおよびインテリジェントエッジワークロードのパフォーマンスと電力効率が向上

【サンノゼ(米カリフォルニア州)、ラスベガス, 2023年9月25日 PR Newswire=共同通信JBN】AI、クラウド、ストレージ、5G/EdgeのトータルITソリューションプロバイダーであるSupermicro, Inc(NASDAQ:SMCI)は、エッジAIおよび通信事業のワークロード向け専用サーバーのポートフォリオを拡大したと発表しました。新しいSupermicro X13エッジサーバーであるSYS-211E-FRN13Pは、スケーラブルな統合分散ユニット(DU)商用オフザシェルフ(COTS)サーバーを提供します。仮想化されたOpen RANテクノロジーは実証されるまでに成熟しており、企業は展開を最適化しコストを削減できるソリューションを探しています。このソリューションは、コスト、消費電力、サイズ・重量、スケーラビリティーなどの特性に重点を移しています。

Supermicro のチャールズ・リアン(Charles Liang)社長兼最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。「vRANおよびプライベート5G環境向けの次世代の通信事業およびエッジ導入向けにオールインワンサーバーを提供できることを非常にうれしく思います。当社の幅広い通信事業向け製品によって、より効率化された大規模な導入が可能になり、これらの新しいテクノロジーの使用が拡大し、より効果的で信頼性の高い通信ネットワークを大規模に提供します」

Supermicroのエッジサーバーを探索する

Supermicro の最新のエッジプラットフォームは、これらの要件を満たすように特別に設計されています。インテルvRAN Boostを搭載した第4世代インテルXeonスケーラブル・プロセッサーをベースとし、完全統合されたvRANアクセラレーションを搭載することで外部アクセラレーションカードの必要性をなくすとともに、システムの電力要件と複雑さを大幅に軽減します。このシステムは、オンボードネットワークインターフェースと12個のSFP25Gポートも備えており、アドオンカードやブレークアウトケーブルの必要がなく、8時間のホールドタイムを持つ完全に統合されたタイミングサポート、コンパクトで長寿命の設計も備えています。Supermicro SYS-211Eシステムは、コスト、サイズ、電力使用量が最適化された完全統合のサーバーを提供し、大規模なMIMOストリームを含む、複数のセルサイト構成のエッジでの大量のトラフィックを処理します。

Supermicroの新しいX13エッジサーバーの詳細をご覧ください。

Supermicro 5G製品とソリューションの詳細をご覧ください。

さらに、Supermicroは、リモートネットワークロケーションで要求の厳しいさまざまなワークロードを処理するように設計された多用途エッジサーバーであるSuperEdgeの4ノードバージョンを発売します。この2Uラックマウントサーバーの4つのノードはそれぞれ、シングルソケットの第4世代インテルXeonスケーラブル・プロセッサーを搭載しており、他のノードから独立して動作します。これによって、システムはそれぞれ専用のリソースを使用して複数のワークロードを並行して実行できるようになります。Supermicro SYS-211TPは、ノードごとに2つのPCIe 5.0 x16 FHHLスロットを提供し、RANネットワークでDUないしは集中型(CU)、MEC、エンタープライズエッジワークロードとして動作することを含め、指定されたワークロードに合わせてアドオンカードを使用して個々のノードを最適化できます。

インテルの Cristina Rodriguez 無線アクセスネットワーク部門副社長兼ゼネラルマネジャーは次のように述べています。「Supermicro は、仮想化RANおよびエッジ全体のインテリジェントワークロード向けのソリューションで最新のテクノロジーを市場に提供し続けています。Supermicroは、最新の第4世代インテルXeonスケーラブル・プロセッサーやデータセンターGPUを含む幅広いテクノロジーポートフォリオを使用することで、エッジでのさまざまな使用事例に対応する強力で高度に最適化されたプラットフォームを業界に提供する革新的なサーバーデザインを提供できます」

Supermicro は、最新世代のインテル・プロセッサーを使用して、データセンター外のリモート展開に新しいコンパクトエッジシステムを導入しました。これらには、SYS-521AD-TN2ミニタワー、E102-13R、E302-12Aシステムがあります。SYS-521ADとE102-13Rは、どちらも第13世代インテルCoreプロセッサーをベースとしています。SYS-521ADミニタワーは、ビデオ処理、ストリーミング、ストレージ用に最適化されており、中小企業向けのエッジサーバーとして使用できます。E102は、ミニ1U組み込みフォームファクターに最大16コア、64GBメモリー、さまざまなポートと拡張スロットを搭載しており、AI推論、リテール、サイネージのワークロードに最適です。E302は、ファンレスのコンパクト設計に最新のインテルAtom C5000プロセッサーを搭載し、耐久性のある低ノイズのフォームファクターで、遠隔地にコスト効率に優れたパフォーマンスを提供します。

Supermicro のエッジワークロード向けの新しいシステムに共通する特徴は、GPUアクセラレーターとAI推論のサポートに重点を置いている点です。これらのシステムの多くは、NVIDIA A100、L40、L40S、L4、A2、T1000、Intel Data Center GPU Flex 140、Intel Data Center GPU Flex 170などのアクセラレーター、さらには特化したHailo-8(TM)AIプロセッサーとも互換性があります。この柔軟性によって、顧客はアプリケーションに最適化されたSupermicroシステムをインテリジェントエッジで使用して、ワークロードの特定要件に適合できるようになり、より良い結果を得られ、レイテンシーを最小限に抑えられます。

X13COTS Diagram

9 月 26 日から 28 日まで開催される MWC Las Vegas のMWC Las Vegas の Supermicro のブース#814を訪れ、同社の多数の新システムを探索し、インテリジェントエッジにおける実際の応用でのパフォーマンスを体験してください。