Supermicro、AMD EPYC™ 7003を搭載した多種多様な製品群を発表
San Jose, Calif., 2021 年 3 月 16 日 -- Super Micro Computer, Inc. (Nasdaq:SMCI) は、エンタープライズコンピューティング、ストレージ、ネットワークソリューション、グリーンコンピューティングテクノロジーのグローバルリーダーです。同社は、AMD EPYC™ 7003 シリーズプロセッサーをサポートする、業界で最も多種多様なサーバーラインナップの提供開始を発表しました。また今回、Supermicro の SuperBlade が、SPECjbb 2015-Distributedのcritical-jOPS および max-jOPS テストおいて、世界記録となるベンチマークを相次いで達成しました。SuperBlade は、AMD EPYC CPU の第 2 世代から第 3 世代の更新で、最大36%の性能向上を実現しています1。これは、最大のパフォーマンスを必要とするエンタープライズワークロードに対応するように設計されているためです。
Supermicro A+ 製品ラインナップには、シングルソケットとデュアルソケットのシステムソリューションで構成するサーバーが含まれ、成果を得るまでの時間を短縮しビジネスの意思決定をより加速できるように設計されています。例えば、2 月に発表した 2U 2 ノードのマルチGPUサーバーは、ビデオストリーミング、高性能クラウドゲーミング、ソーシャルネットワークのアプリケーションに最適なプラットフォームです。市場をリードするシステムの柔軟性を備え、コスト削減を行いながら継続的なパフォーマンスを発揮します。Supermicro は、パフォーマンスでも業界をリードしつつ、必要な電力を削減する革新的なサーバー設計により、アプリケーションに最適化されたサーバーで、現代のビジネスにおける企業のコスト削減とユーザーエクスペリエンスの両方を向上します。
Supermicro の社長兼最高責任者(CEO)であるチャールズ・リアン(Charles Liang)は次のように述べています。「Supermicro は、アプリケーションに最適化されたサーバーポートフォリオの設計から製造において、お客様のニーズに応えながら常に業界をリードしてきました。当社のビルディング・ブロック・アーキテクチャにより、クラウドゲーミング向けのPCIe 4.0を備えた2U 2ノードの GPU システムや、ストレージアプリケーション向けのシングルプロセッサーで高コア数のシステム 2U CloudDC など、特定のワークロードに対して、第3世代 AMD EPYC プロセッサーのメリットを最大限に活用した多様なシステムのポートフォリオを提供しています。これらのシステムは、総所有コスト(TCO)と、データセンターが環境に与える影響を最小限に抑える責任を果たすために重要な指標となる環境に対する総コスト(TCE)を削減します。」
新しい第 3 世代 AMD EPYC 7003 シリーズプロセッサーは、「Zen3」 コアで設計されており、前世代に比べて1サイクルあたりの命令数が最大で 19% 向上し2、1ソケットあたり最大64コアを搭載できるため、一般的なベンチマークや実際のワークロードで、優れたパフォーマンスを発揮します。Supermicro の新しいシステムは、AI、HPC、エンタープライズ、クラウド展開など、最も要求の厳しいアプリケーション向けに設計されており、さまざまなコンピューティングシステム、および、ストレージシステムが含まれています。
AMD 社 EPYC 製品管理担当コーポレートバイスプレジデントの Ram Peddibhotla 氏は次のように述べています。「EPYC 7003 シリーズプロセッサーは、お客様がまさに必要としているものを提供できるように、あらゆるワークロードでパフォーマンスを発揮し、すぐに価値を生み出すことができるように設計されています。業界を牽引するアーキテクチャ、パフォーマンス、最新のセキュリティ機能を備えた、EPYC 7003 シリーズプロセッサーは、優れた製品であり、現代におけるデータセンターの標準を主導し続けます。」
AMD EPYC 7003 シリーズプロセッサーを搭載した、新しいA+ 製品ラインナップは、大手企業が幅広いアプリケーションに対応したソリューションを実現するまでの時間を短縮し、強化されたセキュリティ機能を追加するとともに、すべてのワークロードをクラウド、オンプレミス、プライベートクラウドのいずれの環境でも実行できるようにします。Supermicro は、多くのソリューションとリファレンスアーキテクチャを認定しており、企業はスムーズにデータからの洞察をこれまでになく迅速に取得することができます。これらのソリューションには、人工知能(AI)/機械学習(ML)/深層学習(DL)、トレーニング、推論のワークロード向けに最適化された認定サーバー、HCI/SDI、VMWare vSAN、RedHat CEPH、Weka.IO などのソフトウェア・デファインド・ストレージが含まれます。Oracle 19c、Apache Hadoop、Cassandra などのデータ管理や、Ansys Fluent、OpenFOAM、WRF などのHPCアプリケーションの最適化においても、パフォーマンスの向上を後押ししています。
(日本時間)3 月 17 日午前2時開催 - A+ ポートフォリオに関する Supermicro 基調講演(バーチャルブース)
Supermicro は、バーチャルブースにおいて、シニアバイスプレジデントによる基調講演のほか、現代のデータセンターアプリケーションやワークロードに向けた、最新の AMD 製品とテクノロジーに関する製品デモンストレーションを実施します。このバーチャルブースでは、Supermicro の製品エキスパートやテクノロジーリーダーが一堂に会し、クラウド、AI、ストレージのワークロードにおけるパフォーマンスと効率の飛躍、現代のデータセンターのトレンドや最新製品をインタラクティブに紹介します。